今日は鉄ネタを・・2009年05月21日 23時41分

曇りの1日でしたがちょっと蒸し暑い・・流石に長袖の作業服は辛くなってきた、この時間表はまだ21.0度・・気圧998hpaと下がってきた。

インフルエンザ・・少しずつですが増えていますね患者さんが、まあ人口密度が高い日本ではやむを得ないでしょうけど何故か若い方の患者さんが多いとか・・1957年以前に生まれた人では感染者が少ない、何故だろうか。
と言うことは私は境目ですね、さて感染しやすいのかしにくいのか・・。

HDD-DVDレコーダーを修理に出しているのでVHSテープからのコピー作業はしばらく出来ませんがテープをかき回していたら海外の蒸気機関車を撮影したビデオテープが出てきました。
久しぶりにVHSビデオデッキへ入れて再生、このテープは電気店のレンタルビデオコーナーが無くなるときに安く販売された物を買ってきたのですがしばらくその存在を忘れていた。

機関車はアメリカで昔特急牽引で活躍し現在まで一両だけ保存してあった物をイベントに合わせ復活させた、レール巾も広い(1435mm)し国がデカイだけ有って機関車も日本の物とは比べ物にならないくらいデカイ。
サザンパシフィック鉄道GS-4形蒸気機関車・・と言うのが正式名称?、動輪配置は日本で言うD形、動輪が4軸ありD51と同じだが動輪の直径は2000mmを少し超える物・・日本ではC62やC57が1750mmの最大級でしかも3軸、GS-4は機関車と炭水車だけで33mを超すという大きさ・・新幹線の車両は一両25mなのでその大きさがいかにデカイか。
50両ほど作られたそうだが4449号機一両だけ保存されていたのを1975年に動態復元し運転された時の記録ビデオだった・・。

見ていると運転方法が日本とはかなり違う・・車と同じく運転席も日本とは反対で右側が機関士の乗る席、日本では左側になる、燃料は石炭ではなく重油で霧状に噴射し燃焼させる重油バーナー・・なので日本の機関車の様に石炭を補給する投炭作業は無く機関助士は缶水の調整や補機類の操作だけになる。
もっともこんなに大きな機関車を石炭だけで走らせるのは無理が有るでしょう。
日本で言う炭水車、テンダーは石炭を積まず重油タンクと水タンクを積んでいるだけなのでスマート、日本でも大型機には重油バーナーを備え登坂時などでパワーが必要なとき使用していたけどどちらかというと補助的な物。

運転操作の違いまで書き出すと飛んでもない量になりそうなので書きませんがその運転速度はビデオの映像を見る限り110Km/h近くは出ていそう、しかも11両の客車を牽引して・・日本ではC62の17号機がテスト走行時木曽川鉄橋上で129Km/hの狭軌(レール幅1067mm)鉄道では最高速度を記録しているが確か機関車単体での記録だと思う。

機関車の色も日本では黒一色が多いがこの機関車はボイラーこそ黒だけど客車に合わせオレンジいろのカバーが付く、ボイラーの先端部煙室扉は銀色でそこにライトが2つ・・とにかく日本とは桁違いの機関車です、まだ保存されている模様ですが見に行くには遠すぎますね。