生まれ故郷今昔・・・2012年05月04日 23時36分

相変わらず天気は不安定で昼過ぎからゴロゴロと雷もなり雨、結局今日も降ったり止んだりであいにくの天気に、少し気温も下がりこの時間12.9度・・気圧も983hPaと低気圧圏。

今日はどうしようかと思っていたら父親から買い物に行きたいから車を出して欲しいとの依頼、この天気ではカメラ持ってブラリも出来ないので引き受けることに、家を出たのはこの時と娘を駅まで送った時だけになりました。

古いデジカメデータを見ていたら160万画素の古いカメラで撮った自分の生まれ故郷の画像が出てきた、プロフィールにも書いていますが私の生まれ故郷は福島県の勿来、今はいわき市の町となっていますが炭鉱の有った町・・。

また父親からの古いモノクロ写真から・・
勿来の駅から炭鉱へもどる石炭列車、機関車から顔を出しているのはなんと私の父親・・(^^;
この時には私はまだ存在していない・・写真は同じ職場の機関士仲間が撮影してくれた物とか、私もその方には何度も有っている。
またこの画像は「常磐地方の鉱山鉄道」と「黒ダイヤの記憶」と言う炭鉱を扱った本にも掲載されていたりします。

こちらは上の画像とほぼ同じ所を数年前私が撮影した物・・
後ろの木は同じ木になりますが線路跡は農地となり同じ場所、構図では撮影出来ませんでした、またトリミングして昔の画像と画角は似せてあります。
昭和30年の頃とあまり変わっていないのが何か不思議に感じました。

父親が写っている写真が掲載された本を書かれている方ともお会いしたことがあり父親が持っていた写真も何点かその後出版された本に掲載されたと思います。

私が写した画像とその本に掲載された写真とほぼ同じ様な所で写された物がありちょっと引用させて頂き比べてみました。
私が居た通称「ヘビ山」から町の方へ向かう道路に有った踏切・・
この画像では既にトロッコゲージから国鉄の1067mmにレール幅が変えられた直後の撮影・・
角度と高さが違いますが私が撮影したほぼ同じ所・・
右に見える橋は同じ橋になります、この橋を毎日幼稚園や学校へ行くため歩いていました、線路跡は道路になっていて辿ることも出来ます。

丁度線路を交換する工事中の写真、勿来駅から私の居た「ヘビ山」へ向けての辺り・・
写真の右に木がみえますがこの辺りが「ヘビ山」
撮影した角度は違いますが私が撮影した線路跡・・
左に見える木が有る所が「ヘビ山」線路跡はあぜ道のようになっています。
私が撮影した物は引用させていただいた本が出版される前でしたが似たような所で撮影された古い写真・・なにか懐かしく感じました。

古い航空写真を見るとはっきり線路跡が確認出来ましたが現在の航空写真では一部が道路になったことが解る他は農地となってしまい確認することが出来なくなっています。
私の居た「ヘビ山」も中程から整地され今は良い宅地になりかなり変わってしまいました、また昨年の地震で津波はここまで来ませんでしたが揺れで被害が出ているとの話、勿来へ行くと必ず立ち寄りお土産を買っていたヘビ山前のお店も被害を受け営業を止めてしまったと聞きます。

今年は一度日帰りででも良いから生まれ故郷へ行ってみようか・・。