ひたちなか海浜鉄道へ・・・2012年01月08日 23時50分

朝は-3.9度まで下がっていた記録が・・冷えますね毎日、天気の良い日が続き空気がカラカラに乾いた状態なので火の元には注意が必要、私の部屋だとファンヒーターが直接火を扱いますがエアコンの暖房と違いやはり馬力があります・・表は久しぶりにまだプラスの気温で2.7度と逆に少し上がってる、気圧1008hPa。

3連休の所も多い様ですが私は2連休、その休みを使ってここも以前から乗ってみたかった茨木のひたちなか海浜鉄道まで出かけてみました。
地元拝島からは青梅線中央線直通のE233系、神田で山手線E231系に乗り換え上野へ、上野からは常磐線E531系・・皆似たような顔つきの車両です。

常磐線には取手駅と藤代駅の間に架線電圧が直流1500Vと交流20000Vが切り替わる交直セクションがあります、架線の無電区間デッドセクションを通過中に車両側で切り換えますが651系等以前の形式車では室内灯が消えセクション通過が解りました。
でも531系などでは室内灯がバッテリーで全て点いたまま、ドア上のLED案内表示も消えずセクションの通過が解りません、よく見ているとほんの僅か室内灯が暗くなりますがセクションを知っているので見分けられる程度。

上野からひたちなか海浜鉄道の乗り換え駅勝田までは普通列車で2時間30分近く時間がかかります、同じ区間をスーパー日立の最速列車では1時間10分・・特急の名が光りますね。

勝田駅でひたちなか海浜鉄道の1日乗車券を購入、800円なり・・これは安い、乗り通すと片道570円なので往復するだけで元が取れてしまいます。
ホームで待っていると走ってきたのは・・
なんと三木鉄道で使われていたミキ300型気動車、三木鉄道が廃止になったとき気動車の譲渡を受けひたちなか海浜鉄道へやってきたとの事、塗装も型式もそのまま使われています。

先ずはこのミキ300で終点の阿字ヶ浦まで乗り通すことに・・。
速度は40~50km/h程度でノンビリと走ります、この辺りの線路は震災で路盤が歪みヘビの様にのたって居たのですがしっかり復旧、しかし沿線の家にはまだ屋根瓦がずれたままやブルーシートが被せられたままの家もあり震災の傷跡がまだしっかり残っていました。

阿字ヶ浦に停車中のミキ300を勝田側から・・
このまま模型化出来そうな駅です。
終点部分は海の方に向かって途切れています。

駅構内にはこの様な跡も・・
蒸気機関車時代の名残と思われる給水塔の基礎と燃やした石炭を落とすピットらしき跡が残されていました。

阿字ヶ浦の駅舎・・
最近バリアフリー化されたようで真新しいスロープなども造られていました、震災からの復旧時に作られたのかも。
ユニークなのは駅名表示板・・
各駅も何かしらのキャラクターが含まれていました、湊が近い阿字ヶ浦は釣り針、アンコウ、ワカメなどが描かれている・・。(^o^)

バスも走るようですが・・
何かの歌の歌詞では有りませんが”バスは1日一度来る”状態・・しかも土日、休日や学校が休みの時は運休、スクールバス状態です。
これ以外にコミュニティーバスも走るようでそちらは日に6便ほど走っている模様。

駅から少し勝田寄りで上っていくミキ300を撮影・・
順光で明るく撮れました、次の列車が来るまでに食事でもと思いましたが・・駅付近にはそれらしいお店はなしで那珂湊まで戻ることに。
列車密度は40分から60分程度、昼間は2本の列車で運用されていて帰りはキハ3710型に乗車しました。
雑誌等で見た塗色と変わっていて最近デザインを変えた様です、型式の3710・・ミナトウ、みなとに引っかけてあるのですね、これは土佐くろしお鉄道の9640型と同じパターンでしょう。

この3710型で車庫のある中間駅那珂湊まで戻ります。
つづく・・