零戦を見た後は・・・ ― 2013年09月08日 20時30分
この所気温が下がりちょっと一息と言ったところか・・。
所沢航空公園に展示されていた零戦は8月31日にて展示が終わりました、私も何とかこの目で見ることが出来て良かった・・。
航空公園には常設の展示機も有ります、ただ浜松を見てしまううとちょっと物足りなさをかんじてしまいますが・・あまりしっかりとは撮影しませんでしたがその中から。
昔の航空自衛隊で中等練習機として使われたノースアメリカン社製T-6G形単発機、
練習機として引退後は救難捜索機としても活躍したとか。
初期の中型ヘリコプター、シコルスキーH-19形・・
日本でも63機使われていた代表的なヘリコプターとか、しかしエンジンはこの様な所に収まって居たのですね、初めて見ました・・空冷星形9気筒、600馬力のエンジン。
国産機の代表YS-11の設計図・・
青焼きとはよく言った物で本当に青い図面です。
実機は西武の航空公園駅近くに全日空系列の航空会社で使われていた機体が展示されています。
乗ってみたかった機体ですが今はもう自衛隊に少し残るのみ。
YS-11の模型とエンジン・・
ターボプロップというエンジンはジェットですが実際の推進力はプロペラで得る方式。
このエンジンもターボ、タービンではなく遠心力圧縮方式のジェットエンジン・・
「ビーン・・」というちょっと独特な音が聞かれました。
富士T-1Bジェット中等練習機・・
戦後初に国産で作られたジェット練習機、エンジンはイギリス製と国産石川島製が使用されたとの事、この展示機は国産のエンジンを積むタイプ。
初級グライダー、霧ヶ峰式はとK-14形・・
操縦席が丸出しですが飛んでいる実感がもてるかも。(^^;
川崎KAL-2形単発機・・
これも戦後初の国産機でしたが試作2機のみで結局海外の機体にかなわなかった様です。
ヒューズOH-6J・・
このヘリコプターはよく見ますね、川崎重工がライセンス生産したこともあり日本でもお馴染み、その形から「空飛ぶタマゴ」とか言われていたはず、軽快に飛びますが最高速度は今の新幹線に及ばない様です。
バートルV-44、軍用ではH-21B形・・
これまた日本初の2ローター大型ヘリコプター、その形から「空飛ぶバナナ」表現されている方も。
後ろから、飛んでいる姿は記録映画で見た位かな・・私は。
排気管がここから出ていると言うことはエンジンもここに有るのですね。
このヘリコプターのエンジン、やはり空冷星形9気筒ですがこちらは1425馬力。
V-44の機内・・
私の身長ではちょっとかがまないと頭を天井にぶつけます、真ん中に出っ張りがありますが後ろのエンジンから前のローターを駆動するためのシャフトが通っている模様です。
2階には簡易型シミュレーターや航空管制システムなどの展示が有りますがあまりレンズを向けずに見て回りました。
実際に所沢の航空管制センターで使われていた機器も展示されています。
ダミーでも良いので火が入った状態なら見栄えがするかも。
野外には古い輸送機も展示されています・・
カーチスC-46A形輸送機、この機体は浜松にもあり良く目にするタイプです。
ミュージアムショップには模型を始め航空機物のDVD等も多く販売しているのでまた散歩に行ってみたい施設です。
最近のコメント