鉄道車両運転体験その3・・2007年12月12日 23時36分

走行中の車内から・・
曇り、帰りにちょっと雨・・でも合羽は着なくても走れた・・

日曜日の本物鉄道車両運転体験・・いよいよ自分の順番に、乗務員用帽子を受け取り手袋を付けていざ運転席に、嬉しさと緊張がゴッチャになってきます。
先ずはエンド交換、列車の進行方向を変える操作をします、今まで後ろだった方を前に切り換える操作で運転台選択スイッチを切り換えます、ロック解除ボタンを押して”後”から”前”へ切り換え、ブザーで反対側の運転台へ切り換えた事を連絡・・このブザー後反対側では”前”から”後”に切り換えブザーを返してきます、この操作を誤ると安全のためエンジンが停止してしまうと鉄人Mさんが説明してくれました。

運転席のシートに座り指導運転士よりマスコンキー、車のキーと同じ役割のカギを受け取り運転台のロックを解除、この操作でブレーキハンドルが運転位置まで回せます。
この後は体験と言えどもしっかり指さし確認の連続・・最初は声を出しての指さし確認は恥ずかしい感じもしましたがいざ運転席に座ると気にならない物で、先ずは機関・・エンジンの油圧を確認、油圧が正常なら”機”のランプが点灯するのでそれを指さし”油圧よし!”。
次にブレーキの要にもなる空気圧の確認、圧力計の赤い針が規定圧力を指して居ることを確認し”元溜め良し!”私はモトダメと思っていましたがゲンダメと呼ぶそうで・・。
圧力がOKなら次にブレーキ試験、ブレーキハンドルを運転位置にするとブレーキが弛みブレーキシリンダ圧力計が0kPa(私は古い人間なので0Kgf/cmの方が解りやすい)になることを確認したらブレーキハンドルを引きブレーキシリンダ圧力が上がることを確認・・。
進行方向を前進にするため逆転機ハンドルを”前”位置に転換・・表示灯の”↑”が点灯するのを見て”前進よし!”と指さし確認し出発信号を見ます・・赤から青に変わったら信号を指さし”出発、進行!”と確認、まだ走れません、車掌役の方がドアを操作していますので。

ドアが閉まると運転席の戸閉め知らせ灯の”戸”が点灯、それを見て”戸閉めよし!”と確認、次いで車掌より出発合図のブザーが鳴ります、これでも確認項目は体験用に少なくなっていると思いますが指さし確認の連続でここまで来てやっと走り出せることになります、もう一度信号機の青を”出発、進行!”と確認し主幹制御器、マスコンハンドル・・車のアクセルに相当するレバーをゆっくり1ノッチへ・・”運転”の表示灯が点きエンジンの回転が上がり車両が動き出します、今この左手の操作で本物の鉄道車両が走り出した・・何とも言えない気分に、2ノッチ、3ノッチと進めるとグイッと加速が増します、5ノッチまで有りますが体験ではここまで・・でも力強い加速を感じます。(^^)
上の画像は走行中の前方展望・・どうこう言っても素人が運転しているので速度は15Km/hまで、でも乗っているときの15Kより自分で運転している時の15Kの方が速く感じるのは不思議な物、15Kまで加速したらノッチオフ、マスコンハンドルを”切”位置に戻します、でも30トン以上ある車両は勢いで走り続けます、ポイントをゴトゴト渡るのもよい雰囲気に・・遅いながらも走っているのを実感。

停止位置の標識が近づき今度はブレーキ・・止める方が難しいと言われる鉄道車両ですがこの最新型はブレーキも全て電気で制御するためハンドル操作への反応が非常に早く、かけるのも緩めるのも自由自在・・ゆっくり3ノッチへ、直ぐに減速を始め速度が落ちていきます、やはり緊張していたのですね・・2ノッチに戻すつもりが勢い余って1ノッチまで戻ってしまい慌ててまた戻すも 停止位置をチョイとオーバーして停車しかもちょっとカックンブレーキに・・(^^;;;

距離にして150m程度との事ですがこの手で初めて運転操作した本物の鉄道車両・・鉄道ファンとして最高の瞬間でした。
停止するとブレーキハンドル非常ブレーキからキー抜き取り位置まで一杯に回し逆転ハンドルを中立に、キーを抜き取り今度は車掌業務の体験へ変わります、反対側の運転席で運転台切り換えが終わるとブザーがきます、その後こちらは前位置から後ろ位置に切り換えブザーを返す・・向こう側では確認作業の真っ最中でしょう。

こちらはドア開閉スイッチのキーを預かり運転席扉の窓を開けて表を確認しドアを開ける、このドア開閉操作も実車ではまず出来ない経験です、反対側の運転席で準備が出来ると信号機が青に変わるので車掌役の私は青信号を確認し”出発、進行!”次いで買い求めた笛を吹いて(これがきれいに鳴らない・・)ドアを閉めます、閉まると車体横の赤ランプ・・車側灯が消えるので”側灯よし!”・・出発合図のブザーを鳴らすと間もなく列車は動き出します、動き出したらドア開閉スイッチのキーを抜き後ろを確認し”後部し!”・・これで体験の一工程が終わりました、時間にすれば数分以内・・でもほんのちょっとですが小さい頃憧れだった鉄道マンの気分を味わう事が出来ました。
お昼を挟んで午後は旧型の気動車・・ディーゼルカーの運転体験になります・・つづく。(^^;;;;