ぶらりと銚子電鉄へ・・12009年09月04日 23時10分

銚子電鉄デハ800形電車。
天気予報では今日まで涼しく曇り空だとか・・確かに晴れ間は有りましたが黒い雲も見えていたり、今の時間表は19.4度まで下がり気圧も996hpaまで下がり雨マークがでている。

雨は心配でしたが早起きできたので銚子電鉄を乗りに行き駅員も焼いていると言う”濡れ煎餅”を買ってきました、しかし遠いなぁ・・房総方面は。
朝7時前に家を出てもJRの銚子駅へ着くのが11時過ぎになります、18切符利用なので特急を利用できない為もありますが・・。

上の画像・・JRの銚子駅ホームの先にチョコンと1両小さな電車が止まっている・・改札が無く電車の中で切符を販売していました、1日乗車券を購入。
銚子駅にて撮影した物ですがデハ800形の801号車、車両が少ないので”系”は合いませんね。

画像が1枚しか貼れないのでまた複数に分けてUPします。

ブラリと銚子電鉄へ・・22009年09月04日 23時20分

801号車の運転台と車内・・
801号車の運転台と室内・・運転台は質素で目に付くゲージ・・メーターは圧力計1つだけ、架線電圧計はおろか速度計も見あたりません。
客室内は木の床が懐かしいですね、電車の教科書的な構造の電車です。

走り出すと床下から”ゴゴゴ・・グォ~~ン・・”と豪快に釣り掛け駆動車(モーターで車輪を回すための構造の古い方式)特有の音が響きます。
コンプレッサーの音もゆっくりとした回転で”ドコ・ドコ・ドコ・ドコ・・”と重そうに回るし・・海が近いためか車体の腐蝕も目立ちます。

確かに対応年数を超している感じですね、車体をゆらしながらノンビリ走り、スピードとは無縁なゆっくりと流れる車窓を楽しむことが出来ます。

ぶらりと銚子電鉄へ・・32009年09月04日 23時25分

1002号車と室内。
画像左上は1002号車、下り列車が犬吠駅に向かってくる所なのですが何だか草原の中を走ってくる感じに。
線路が草で見えなくなっています、本来ならバラストと言う砂利があるはずなのですが。

車内は最近の車両と変わらず床もリノリューム張り、 車体は何処かで見た事のあるデザイン・・元は営団地下鉄、今は東京メトロですが地下鉄で使われていた電車です、ただ線路の巾が違うため台車は履き替えています。
こちらは走行音も静かでコンプレッサーも軽い音の高速で回るタイプ、まだまだ現役で活躍できます。

ぶらりと銚子電鉄・・42009年09月04日 23時34分

潮風の影響か機器に傷みが見られます。
犬吠駅側で撮影していると警報機の音が変・・アリャ警報音を流すスピーカーが落ちている。 (画像右)

幸いケーブルでぶら下がった状態で音は出ていましたがこれはマズイでしょう、これも潮風で留め具が腐蝕して外れたのでしょうね。
以前にやはり警報機の破損が放置され国から改善警告を受けていたのを思い出す・・。

駅員さんに撮影した画像を見せてお知らせ・・”あ~これはすぐに連絡しなければ・・”と電話で何処かへ連絡していました、急に音が小さくなった・・とは感じていたそうな。(^^;
後に関係者の方らしき人が現状を確認しにきました、しかし手ぶらなのですぐに直す事は出来ず一旦引き上げて行きましたが。

また乗った801号車、よく見るとパンタグラフの舟体(弓形の架線に接触する部分)がずれてないかい?・・本来は2本平行に付いている物なのだけど。(画像左)

これは自宅に戻り撮影してきた画像をチェックしていて気が付きました、舟体を止めている金具が外れているようにも見えますが・・走行速度が遅いのでまだ救われているのかも、下手をしたら架線切断事故に繋がったりしますので。